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サナギさんに聞く「私の家政夫ナギサさん」vol1 "ここが違うよ『私の家政夫ナギサさん』"

こんにちは。

TBSドラマ『私の家政婦ナギサさん』(わたナギ)、ご覧になっていますか?高視聴率を記録しているとのこと。多部未華子さん演じる主人公「相原メイ」の職業がMRということもあり、当社でも多くの社員が視聴しています。


専門的な職業(特に医師、弁護士、建築家など)を題材にしたドラマや映画は、その職業ならではのエピソードや、リアルな悩みなどが描かれて興味深い一方で、実際の現場とのギャップもあり、その職業で働く方々にとっては「ここ現実とは違う!」ということもありますよね。


MRも独特な世界がある専門職です。そこでドラマと実際のMRの違いを楽しく解説できればと思い、元MRの社員に話を聞いてみようと社内を見回してみると…。いました!ピッタリな人財が!


その社員の名前はなんと「サナギさん」!

ということで、サナギさんに現実とドラマの共通点や違いなど、色々聞いてみました。業界の方にはきっと共感していただけるはず…。またドラマをきっかけにMRについて興味を持った方、MRを目指してみたい方の参考になりましたら嬉しいです。


※あくまでもMRのリアルをご紹介しているもので、ドラマや原作を否定するものではございません。MRって本当のところはどうなの?という疑問の解決に役立てば幸いです。


***


Writer: GEN

コーポレート・コミュニケーション部所属。テレワーク中のリフレッシュ方法は散歩。

大自然に囲まれたエリアに在住しているためにセミの鳴き声がweb会議で目立ってしまうこの頃。



***

目次

MRは文献を持って行けない

GEN:

サナギさん。第1話で相原メイMRが、お医者さんに何か資料を見せながら、一生懸命に医薬品の説明をしているときに誰かにぶつかってしまい、資料をバサっと落とすシーンがありましたよね。実際のMRもあのような感じなのでしょうか?

 

サナギさん:

そうですね。忙しい医師に数分だけでも話を聞いてもらおうとする姿はMRそのものです。

ただ気になったのは、相原メイMRが「文献」を医師に見せていたところですね。

 

GEN:

え、文献を見せるのは何か問題があるのですか?

 

サナギさん:

医薬品のパンフレットなどの「資材」を使って説明することはありますよ。

ただ、「文献」をMRが医師に提供することは、販売情報提供ガイドラインで規制されていて、非常に難しくなっています。数年前までは、MRもドクターからの依頼があれば文献を提供できていたのですが、最終的に患者さんに処方される医薬品に不公平が生じ、またリスクでもあるため禁止されるようになったんです。

 

現在は、MSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)については、ドクターからの依頼に基づいて、承認された範囲内で文献を提供できることもあります。でも、審査が通らないとNGです。

 

GEN:

あらー・・。では今のルールではメイちゃんNGですね。

 

サナギさん:

そういうことになりますね。相原メイMRが勤務する「天保山製薬」は、結構な規模の製薬企業だと思いますので、文献をドクターに見せたり渡したりしているところをほかの医療従事者やMRに見られたら、すぐに違反を報告されてしまうと思います。

 

GEN:

MRってどこの製薬企業に勤めているかすぐにわかってしまうものなのですか?

 

サナギさん:

そうなんです。MRは自分の担当するエリアが割り当てられると、各医療機関に前任者と挨拶回りをします。そのときに医師だけではなく、他社のMRにも挨拶をするんですね。

だから周りのMRや医療従事者にも顔が知られてしまうのです。

 

GEN:

なるほど。悪い事はできないですね(笑)

ライバルとは会話さえできない!?

GEN:

同じエリアを担当するMR同士はライバルであっても挨拶するということは、やっぱりドラマのように情報交換会もあるのですか?

 

サナギさん:

いやー・・あれはドラマだからですね。確かにライバル企業のMR同士でも挨拶はするのですが、競合製品を取り扱う企業のMR同士はまず情報交換をしないでしょう。自社の手の内を明かすことになるので。

 

GEN:

確かに。ただ、ドラマの情報交換会では製品の話はそこまでしていなかったですね。情報交換会という名の普通の飲み会みたいでしたね。

 

サナギさん:

そうですね。あんな風に和やかな感じがあったら、それはそれでいいなぁと思いながら観ていました。

私の経験では、ライバル企業のMRとは最初の挨拶以外は話したことがありません。ドクターと話をするために医局の前で待っている間も、一言も話さなかったです。現場は結構ピリピリなんです。

 

GEN:

なるほど。でも、ドラマですものね。ましてやメイちゃん可愛いので、バッタリ出会ってしまったら声かけちゃったりしそうですね。

 

サナギさん:

そうそう。ドラマはフィクションなのであれでいいんだと思います。

 

GEN:

競合製薬企業のMRと隣同士に立っていた、ということですが、ドラマではMRが立ってドクターを待つシーンはないですね。私の中ではMRは医局の前で整列しているイメージがあったのですが。

 

サナギさん:

おっしゃる通り、昔はずらーっとMRが並んでドクターを待つ、いわば出待ち状態でしたが、最近は医療機関による「訪問規制」が厳しくなっているため、アポイントを取ったうえでの訪問が増えてきています。

 

GEN:

どうして訪問規制が厳しくなったのですか?

 

サナギさん:

いろいろ背景があるのですが、ドクターが多忙であることと、医療機関のセキュリティー強化が挙げられます。あとは過去のMRの行動に対してのクレームなども関係していますね。

 

GEN:

今と昔では MRの働き方も変わってきているのですね。

 

サナギさん:

はい。特にここ数年で大きく変わりました。

 

GEN:

MRの仕事についてもおさらいさせてください。

ドラマのあらすじをまとめた番組で、MRは「いわば製薬会社の営業」と説明されていましたが、本当はちょっと違うよな~と思って観ていました。

 

サナギさん:

確かに、本来のMRの仕事は「医薬品の適正な使用に資するために、医療関係者を訪問すること等により安全管理情報を収集し、提供すること」ですよね。

 

GEN:

はい。でも普通の会社の中の役割で一番近いのは営業職ですものね。「いわば営業」ならいいのかもしれないですね。それにMRの仕事は単純ではないのでドラマ的にはそういう説明にしておく方が早いですよね。

今日はインタビューにご協力いただきありがとうございました。

 

サナギさん:

ありがとうございました。はい、次回もしっかり観ておさらいしておきますね。

 

***

 

いかがでしたか?

 

私自身、MR未経験者なのでドラマを観ていても現実との違いを結構スルーしてしまうのですが、話を伺っていると答え合わせのようでドラマがさらに面白く感じました。

 

それでは次回もお楽しみに!

 

(ドラマ最新話を観ていたところ、な、なんとナギサさんもMRだったことが判明っ…!ますます今後の展開に目が離せません! ちゃちゃを入れていますが楽しみにしています。)

 

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このブログではほかにもMRの仕事の中身やMRになるために必要な認定試験に関する記事を掲載しています。MRにご興味をお持ちの方は、こちらも是非ご覧ください。

 

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