シンジケート・セールスフォース
フルアウトソースで対象エリアのプロモーションを実施し、1プロジェクトの各MRが複数社の非競合領域の製品を担当する形態です。
ディテーリングにおけるプロモーションの割合・内容は”設定ポジション“によって異なります。
事前にポジションとKPIを合意の上で設定し、シミック・アッシュフィールドはその目標達成に責任を持ってチーム運営をいたします。
POINT
- コア製品以外のプロモーションを維持
- コストを抑えつつ、カバレッジを保ったプロモーションの実施
FEATURE
- プロモーション戦略や製品の成熟度等と照らし、コストの配分を適切化
- 新薬等の注力製品への自社リソースの集中
- CSOならではの複数領域経験を有するMRが活動
シンジケート・セールス・フォースの詳細
シンジケート・セールス・フォースはCSO企業の単一のプロジェクトとして、異なる3社の製薬企業における競合しない複数製品のプロモーションを完全業務委託形式で請負います。当社のMRはシミック・アッシュフィールドの社員としてターゲット施設を訪問し、毎ディテーリングごとに3つの製品に関する情報提供活動を行ないます。シンジケート型モデルを活用することによって、主力製品以外のプロモーションを維持しSOVを高めつつ、自社のMR活動を主力製品やスペシャリティ領域の製品に対する戦略、優先度の高い重要ターゲットへの集中が可能となります
ディテーリングポジションごとに異なるKPIの設定
メインに据えた製品を「D1」と呼び、ディテーリング時間のうち60%を、次ぐ「D2」の製品には30%、「D3」には10%、と割合を事前に定め、MRは施設訪問の際に毎回全ての製品について情報提供を行います。業務委託費はこの割合に応じて設定されるため、コストを抑えながらもカバレッジを保ったプロモーションが可能となります。製品ライフサイクルのステージや季節性、競合状況などに応じ、それぞれの製品のニーズに合わせてディテーリングの割合といった内容やKPIを設定いたします。
ディテーリング割合の例
- ディテーリングポジション1(D1)
詳細な薬剤・臨床効果の説明が可能であり、製品ライフサイクルの導入期から成長期に対応 - ディテーリングポジション2(D2)
簡単な薬剤・臨床効果の説明に向いているため、ある程度の認知があり継続的なSOVが必要な主力製品などに最適 - ディテーリングポジション3(D3)
長期収載品などで安定的な売上の継続のためのシンプルなブランドメッセージの伝達に効果的
運営のノウハウと実績
このシンジケート・セールス・フォースはCSO活用の先進地域であるヨーロッパ・北米を中心に、Ashfieldグループが展開しているサービスモデルをベースとして開発されました。すでに10以上の疾患領域においてシンジケート型プロジェクトが展開しており、有用性が実証されています。日本国内においても、シミック・アッシュフィールドはパイロットプロジェクトを運営しており、製品特性ごとの最適なディテーリングポジションのあり方、数製品を扱う上でのマネジメント方法等、他にはないノウハウを蓄積しています。
パイロットプロジェクトでの検証結果